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ボクのJazz回顧録(1)

ボクがJazzを本格的に聴き始めたのは、島の徳之島高校卒業後の東京での学生・社会人時代だから35年にはなるだろうか。

音楽そのものに強い関心を抱き始めたのは、亀津小での鼓笛隊、亀津中のブラスバンド部で楽器(トランペット)をやっていたことに始まっていると思う。

現在55才、かれこれ40数年前の小学・中学時代の話である。
その頃、徳之島でも東京オリンピックに合わせるかのように、ようやくNHKのTV放送が見られるようになっていた。
TV番組の「夢で会いましょう」や「歌のグランドショー」で歌う様々な歌手よりもバックを務めるビッグバンドの演奏に目を奪われていた。
記憶が今となっては定かではないが、確か、宮間利之とニュー・ハードとか原信夫とシャープ&フラッツあたりが出演していたと思う。

その頃はまだビッグバンドが・・・歌伴以外にJazzしているなんては思いもしなくて、とにかくに管楽器の繰り出す音と吹くそのスタイルのカッコよさに痺れて憧れのようなものを感じていた。
現在でもビッグバンドは大好きだから、今に思えば、ボクのJazzへの興味のきっかけはビッグバンドだったかなと思っている。

多感な中学・高校時代は、既にオーディオ(自作)にものめり込んでいたこともあって、様々な音楽を聴きまくっていた。
音楽好きでエレキバンドをやっていた従兄の影響でベンチャーズや日本のGS(グループ・サウンズ)もよく聴いてはいたが、何かしら物足りなかった。

当時は音楽を探して夜になると勉強しながらでも毎晩のようにラジオを聴いていた。もちろん、今みたいにFMなんて音質のクリアな放送ではなかった。雑音混じりのAMである。
音楽に関しての一番のお気に入りの番組はチューニングしてて偶々見つけた沖縄の米軍キャンプから発信されている放送だった。FENかVOAだったと思う。ボクの記憶だと日替わりのように色々な洋楽がDJスタイルで流していたと思う。
中学レベルの英語ではDJの話している流暢な英語なんて全くわかりはしなかったが、かかる音楽にはとにかく心を奪われた。
様々な音楽がかかった。まさに「洋楽」全般そのものなのだ。

毎晩、聴き続けていくうちに、DJの喋る英語から、段々と音楽のジャンルや曲名、ミュージシャン名やバンド名が聞き取れるようになった。
ブルース、カントリー&ウェスタン、ゴスペル、R&B、ソウル、ロック、フォーク、デキシーランドジャズ、スイングジャズ、モダンジャズ・・・聴いてて何もかもが楽しかったし、衝撃を受けたりもした。
片や日本の番組・・・深夜番組のDJ糸居五郎さんの「オールナイトニッポン」や他の音楽がかかる番組なども聴いてはいたが、洋楽に関しての目新しい情報源はやはり沖縄米駐留軍の放送だった。

続く

   

— posted by ティダ at 09:40 pm       

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