来る1月21日に全国発売される久万正子さんの新作(3rd)アルバム“BLACKBIRD”を今年初のアルバムレヴューとして紹介しましょう。

1. Why don't you do right
2. I love you, Porgy
3. Willow weep for me
4. I was doing all right
5. Superstar
6. Gee baby ain't I good to you
7. You've changed
8. Moon over Bourbon Street
9. Gloomy Sunday
10. Bye bye blackbird
11. If you go away
久万正子(vo)、田村 博(p)、津村和彦(g)
本作は前作(2nd)“Sleepy Blue”(拙ブログでの紹介記事
)からちょうど1年ぶりのアルバムとなる。
“Sleepy Blue”を聴いたボクが久万さんの虜になり、その後、個人企画ライブとして久万さんと交渉を重ね、昨年の11月9日~11日に渡って久万正子 奄美ライブツアー
として奄美大島、喜界島、徳之島の奄美3島で開催したことは、ここを訪れていただいている皆様には記憶に新しいかと思います。
なぜ“Sleepy Blue”からライブ企画そして実行に至ったのかは、最大の理由はもちろん素晴らしい久万さんのヴォーカルに虜になったからですが、それ以上に「久万さんをもっと聴きたい!」という心からの欲求に動かされた・・・、つまり“Sleepy Blue”の収録曲数ではボクは満ち足りなかったというのが最たる気持ちでした。
その収録曲数が少なめだったことは、奄美ライブツアー時に久万さんご本人から聞いたところによりますと、録音場所だった新宿のジャズクラブ“J”で録音中の不意の電源トラブルが原因だったようですね。
しかしながら「災い転じて」と言えば久万さんに怒られるかも知れませんが、“Sleepy Blue”の収録曲数の少なさは、逆に久万さんファンやヴォーカルファンにとっては「もっと聴きたい!」というボクの気持ちと同様な欲求心を起こさせるほどの素晴らしい作品であることを確信させたのではないかと思っています。
では本作“BLACKBIRD”の話題に移りましょう。
出来たてのホヤホヤのCDが数日前に久万さんから送られてきました。公式発売の前に新作を聴けるなんて、プロの評論家でもないボクにとっては天にも上るほどの嬉しい気持ちで一杯です。
本作の録音は久万さんの復帰の原点ともいえる場所、そして歌い手として最も自然体で居られるであろう宮崎市のJazzSpot“ライフタイム”
で昨年の9/21,22に収録されている。
メンバーは“Sleepy Blue”と同じく久万正子(vo)、田村 博(p)、津村和彦(g)だ。
`昨年11月の奄美ライブツアーでも感じたのだが、このユニットは歌い手+歌伴という従来のよくあるヴォーカルバンドスタイルではなく、曲目毎に田村さん、津村さんの個性をもふんだんに取り込んだ三位一体形のセッション的トリオであるところが、ボクは従来にない大きな新鮮さと魅力を感じている。
それは収録されている曲目からも伺い知れる。単なるJazzヴォーカル作品としての企画ではなく、スタンダードやブルース、ポップス曲などなど、三者がJazzだけに拘らずにそれぞれが、今、こう唄いたい、こう演りたいとの思いを合致させたスタイルを出しているからだ。





















Comments