[ Tags :: ビンテージスピーカーのレストア ]

SANSUI SP-G200改チューンアップ版

仕事の忙しさからくる疲れで、此処んとこ更新もままならない状態でしたが、忙しさも先週末で一応一段落。
昨夜、SP-G200のレストアのその後の記事をUPしようと思ってましたが、ほぼレストアの済んだSP-G200を試聴しているうちに、何時の間にか寝てしまっていたのだ!

先日の日曜日、久しぶりに天気も良かったので、一気にSP-G200のレストアの続きであるバッフル板の加工と塗装、そして吸音材をニードルフェルトに張替える作業を行い、何とか公開できるまでに至りました。
あとは箱の外面のクリーニングを残すのみとなりました。
で、SPユニットを組み込み、一通りレストアの済んだ状態が下の画像です。

SP-G200_01
我ながら綺麗に仕上がったと思うな(^^)

JBLのモニター43シリーズ風にブルーカラーのバッフル仕上げでお色直しです。
30年物のヴィンテージスピーカーがスマートなブルー色でお色直しすることによって、如何にもかつてJBL製品の輸入代理店だったこともあるSANSUIから限定発売されていた希少な一品のように見えないでしょうか?(笑)
しかしバッフルのブルー色はともかくとして、SP-G200のオリジナルをご存知の方はアレッ?って思うでしょうね。
そうなんです! ホーントゥイーターが違いますね!
でもトゥイーターのドライバーはSP-G200のをそのまま使用しています。

SP-G200_03

右の画像がSP-G200のオリジナルのトゥイーターです。
ドライバー+ショートカットホーンにウィング状の音響レンズ、いわゆるJBLのホーンH91+HL91スタイルですね。
ちなみにSP-G200に搭載されているドライバーはコンプレッション形といっても実に可愛らしいサイズです。ダイアフラムが1インチで、ホーンのスロート口径は1/2インチもありません。・・・が、その小ささを感じさせない中高音の鳴りっぷりは特筆ものです。
ただボクにとっては音響レンズ付の音は水平方向に拡散というか指向性が広がった音場感が得られるのはいいのですが、シンバルなどのアタック感といいますか、いわゆる音のダイレクトさとか定位性が少々希薄になるのが気になるのです。
このことは昔、Jazz喫茶時代に店で鳴らしていたD130+LE175DLHのシステムでも感じたことがありましたね。
かと言って、レンズ無しのショートカットホーンのみではストレートに音が飛んでくるのはいいのですが、ホーン開口が7cmと小径ですから、指向性はピンポイントと言っていいぐらいに狭く、何よりも中音域の音の厚さが薄くなってしまいます。
まぁ、この音の厚さというのはドライバーが小振りでクロスオーバーが2kHzという多少高めということも一つの原因になっているのではないかと思いはしますね。せめて1インチのドライバーであれば・・・とは思いますが、無いものねだりになってしまいますし、それに今回のSP-G200のレストアからは大幅に逸脱してしまいますので・・・。

1 of 41234Next»

           

— posted by ティダ at 10:33 pm       

スピーカーエッジの張替え

先日、SANSUI SP-G200という約30年前の国産ビンテージスピーカーのレストアを開始という記事を書きましたが、やっとウーファーのエッジを張り替えました。
下の写真が張替え後のウーファーです。
エッジ張替えは、以前、愛器だったJBL4430の15インチウーファーのを張替えた経験が活かされ、今回もまあ、我ながら綺麗に仕上がったんじゃないかと思ってます。

sp-g200w

SP-G200はfoの異なるユニットを用いたダブルウーファー形式のシステムで、エッジの張替えといっても通常のシングルウーファーのスピーカーの倍、つまりLRで4本のエッジ張替えをしなくちゃいけないんですよね。
それに口径も25.5cmとさほど大きくはありませんから、正直言って難儀しました。JBL4430の時と比較すると、エッジ張替えはやはり大口径のほうがやりやすいですね。
古いエッジの残骸を取り除く作業から始まって、アルミダイカストのフレームの磨き直し、新しいエッジの張付けと、日曜日の丸一日を費やしてしまいました。

おnewのエッジは耐久性を考えると布エッジにしたかったのですが、SP-G200用に使えそうなのが見つからず、SP-G200の補修用として販売されているウレタンエッジにしました。
写真では違和感の無い色に見えますが、実物はグレー色でちょっと不満かな。黒でなくてももう少し濃いグレーだったらよかったんですけどね。

SP-G200は箱の作りも材質もいいですが、ユニットもメーカーとしての気合が入ってますね。
口径の大きいフェライトマグネット、アルミダイカストのフレームで剛性も高そうです。
写真左上の茶色のコーン紙にセンターキャップが小さめのがfoの高いウーファーで、その下の黒いのがfoの低いウーファーで、コーン紙はどちらもコルゲーション処理されています。
コーン紙を指で弾くとfoの違いなのでしょうか、音質は多少高低さがありますがどちらもパーンと、昔、Jazz喫茶時代に所有してたJBL D130のコーン紙のように能率がよく、レスポンスの早そうな音がしていい感じでした。

実はこの記事を書いている今もエージングを兼て音出しをしてます。
箱のレストアはこれからですが、エッジ張替え後、丸2日経過してボンドも十分に定着してることもあって、チェックをすべく急遽セットアップした次第なんです。
口径が10インチということで、レスポンスのいい低音でしまりもいいですね。エッジのエージングが進めばもう少ししなやかさも出てきそうな感じがします。
音量的にはダブルウーファーということで、15インチウーファーと同等以上の感がしますし、音質はやはりJBLを意識した製品だけあって昔のDシリーズのウーファーと同様の明るめで躍動感のある低音ですね。

ウーファーのエッジ張替えということで、低音部中心に書きましたが、マウントされているホーントゥイーターもなかなか切れがよいのですが、少しカスタマイズしようかな?と考えてます。
そのことについては、また後日にでも

     

— posted by ティダ at 12:21 am       

新たなビンテージスピーカをレストア開始

一週間ぶりの更新です。
この正月前にヤフオクでSANSUIのSP-G200のジャンクを安値で落札。
ちなみにSP-G200についてはこちらのサイト(懐かしいスピーカー達!)Link でご覧いただければわかりますが、発売された'79年当時、JBLの輸入代理店だったSANSUIだけあって、箱の造りからユニットの造り、そして音のほうまで、JBLをかなり意識した製品だったようです。
このSP-G200の兄貴分としてはSP-G300という一回り大きな製品ががありました。

'79年当時といえば僕は島でJazz喫茶をしており、スピーカーシステムは東京時代に自分で図面を引いてスピーカー専門の箱屋さんに特注で造ってもらっていたJBL Monitor4320同等の箱にD130+LE175DLHという組み合わせのシステムを鳴らしていたこともあり、このSP-Gシリーズの音は実際には聴いたことはありませんでした。
ただ、無線と実験誌とかスイングジャーナル誌で製品レヴューは読んだような記憶はありましたね。

さて、この落札したSP-G200、ジャンク品とはいっても、一応各ユニットの音出しはOKでダブルウーファの各ユニットのウレタンエッジがよくあるパターンの経年変化でボロボロの状態になっているだけで、箱の傷みはさほどもなく、スピーカー保護用のネットも破れも汚れもなく、レストアすれば十二分に再生可能な状態のモノでした。

今回のレストアの内容は、ウーファーのエッジ交換、箱内部の吸音材をグラスウールからニードルフェルトに交換、そしてSP-G200オリジナルではなくなりますがスピーカーマウントのバッフル面をオリジナルの黒色からJBL Monitorシリーズのようなブルーバッフルにお色直ししようと考えています。
昨日までにエッジ、ニードルフェルト、JBLブルーの塗料も届きましたので、今日からレストアを開始しました。

エッジ張替えが4本、バッフル板再塗装そして吸音材の張替え・・・夜とか休みとかにしか出来ないので、時間は掛かりそうだな。
ネットワークはパーツや結線のハンダの乗り具合を見た限りでは、まだ活けそうだが、こればっかりは音出しをしてみないと何とも言えないね。
もし問題有りきだったら、前回のTRIO LS77の時と同じようにネットワークも交換かな?
レストアが済んでお披露目できるようになったら、画像を公開しますね。

     

— posted by ティダ at 11:54 pm       

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
 
本日 :
昨日 :
合計 :
オンライン :

since 2006.3.26