今晩は久しぶりにアルバム・レヴューを!ってことで、
昔から大好きな“とてもアクが強くてネバっこいソウル・ブルース・ジャズヴォーカル”のコレクションからコレを!
- アーティスト: エスター・フィリップス
- メーカー・販売: イーストウエスト・ジャパン
- アマゾン価格: ¥ 2,447
- 売り上げランキング: 802,633位
- リリース: 1991-06-25
- ジャンル・カテゴリー: CD

昔からこのエスター・フィリップスとかデラ・リーズといったアクが強くてパワフルなソウルレディが大好きなんですよね。
まっ、日本の女性ヴォーカルファンのなかではエスターとかデラは好き嫌いの筆頭にあげられるヴォーカリストではないかと、これまでもよく言われているようですが、ボクはその魅力に見事にハマったファンの一人のほうですね。
癒し系とかスムース系ヴォーカルを好むファンには信じられないかも知れませんが、一度ハマっちゃうと、もうこれなしにはヴォーカルなんて考えられないというぐらいに没頭し、夢中になってしまう魅力を感じてしまうんですよね。
何だろね・・・打ったことはないけどドラッグ的というか・・・おっと、こういった公序良俗に反するような表現はよくないか! そうだな・・・似たような症状でいうと嗜好物、例えばタバコとか酒とか、もっと拡大して言えば性癖とかもそうかな? とにかくそうした自分の嗜好への強度の欲求感情にピンポイント的にマッチングしてしまうと、わき目も振らずに気分をすごく昂揚させたくなる魅力なんだな。
で、このエスター・フィリップスのアルバム、ボク的に言えば彼女のベストアルバムではないかと思っています。
こんなにもソウルフルでブルース感たっぷりのジャズヴォーカルアルバムは今時のヴォーカル界では見受けられないんじゃないかと思うな。
エスターの唄はカサンドラ・ウィルソンのような低音の声質とは対をなす鋭い声質、まるでメタルマウスピースのアルトサックスの音色にも通じるような声質、ビブラート、メリハリのあるシャウト、それらがミックスされたエモーショナルな唄い方が最大の魅力かな。
このアルバム全部で11曲入っているのだが、前半の7曲がビッグバンドをバックにしたスタジオ録音で、残りの6曲が最後のブルースメドレーを含めてライブ録音というぐあいに一枚で2度美味しい感じでエスターの異なる魅力が味わえるのだが、どちらも甲乙つけがたい内容ですね。
ということで、いつもの今夜のお薦めの一曲です。
今夜はエスターのパワー炸裂の唄ではなく、逆の静のエスターも素晴らしいということで、ちょっと渋めで抑えた情感がたまらない2曲目のブルースバラッド“I WONDER”です。
フィーチャリングされたハーブ・エリスのシングルトーンのギターの絡み具合がとてもグルーヴィーなブルースフィーリングを醸し出しているんだな。
また他の曲にはソニー・クリスが絡んでたりとか、すごく美味しいアルバムだね。


















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