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アビー・リンカーン -- THAT’S HIM! --

秋の夜長にヴォーカルアルバムの一枚でも・・・ということで、今晩はボクの大好きなアビー・リンカーンのアルバムをまずは古いのからこの一枚!

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ザッツ・ヒム+2Link

  • アーティスト: アビー・リンカーン
  • メーカー・販売: ビクターエンタテインメント
  • アマゾン価格: ¥ 2,520
  • 売り上げランキング: 179,756位
  • リリース: 1999-09-22
  • ジャンル・カテゴリー: CD

この1957年録音のアルバム「THAT'S HIM!」、アビーのヴォーカルをサポートするバックがソニー・ロリンズ(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、マックス・ローチ(ds)と、とにかく豪華で当時、乗りに乗っているメンバーで構成されている。

敬愛するビリー・ホリディの歌をエモーショナルに歌い上げているアビーの声もさすがに若くてハリがある・・・当たり前か!50年前だもんな。
アビーの情熱的でありながらも語りかけるような、時にはささやくような歌い方は、すでにこの20代半ば頃から形成されつつあるとうのも驚きだが・・・、ついつい心から聴き入ってしまいますね。
彼女のアルバムはほとんど持っていますが、近年のアルバムはこれまた年輪の刻まれた渋さのある語り歌で大好きなんだな。

ボクはロリンズのバラッド、とくにストレートでメロディアスなバラッドはサクソニストの中では絶品ものだと思っている。
このアルバムでは若き歌姫アビーの歌伴ながらも、それこそ太く逞しい腕でアビーを優しく包み込むようなテナーがとても素晴らしいのだ。
アルバム冒頭のロリンズの太いテナーで始まる「STRONG MAN」なんて曲は、まるでアビーがロリンズのことを歌っているのでは?なんて思ったりするのはボクだけだろうか?

他の共演者も名演だね。ケニー・ドーハムのしっとりとしたペットの音といい、ウィントン・ケリーの転がるような美音のピアノ、ポール・チェンバースの堅実ながらもメリハリのきいたベース、マックス・ローチのブラシワークと聴きどころが一杯!
一流どころがバッキングすれば、かくありきという最高のヴォーカル作品に仕上がっており、若い頃のアビーの傑作アルバムというのも頷けるな。

それにしても、ジャケットの写真を見て思うが、後に映画俳優にもなったいうアビー、確かに愛くるしい美人だね。共演しているマックス・ローチと結婚したのは、確かこのアルバムの後だったかな。

     

— posted by ティダ at 05:32 pm       

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