田村 翼 --Memories of SUMMERTIME-- レヴュー編

まだ発売前のアルバムのレヴュー記事を書くというのは、少々妙な気分になりますね。
まぁ、このアルバムの収録曲は昨年カセットテープからデジタル音源として起こしてCD-Rにしてからというものの、頻繁に聴いていましたので演奏内容はもとより、音質的な面とかも含めて総体的なレヴュー記事として書けるのではないかと思います。
この記事をご覧になっている皆様は、初リリースアルバムですので当然の事ながら演奏内容等については6/25日の発売日以降でないとわからないと思いますが、今朝の記事とかこれから書くレヴュー内容で判断していただければ幸いです。

さて、本アルバム“メモリーズ・オブ・サマータイム”は今朝の記事でもご紹介しましたとおり、1980年8月6日夜、徳之島にてのライブ演奏を収録した作品です。
当夜のライブの様子をほんの少し写真も撮ってあります。
記事 “Jazz Photo(Vol.1) -- 田村 翼 --”Link も併せてご覧ください。

あっ、ところでJazzと同じぐらいにAudio好きで本アルバムの音質を気になさる方もいるでしょうから、少しだけ説明しておきます。
音源はマイク2本(ピアノとドラム)、ベースはピックアップマイク~アンプ~のライン録りでの簡易ミキサー+ステレオカセットデッキ録音でした。
ピアノとドラムのマイクはオンマイクセッティングでしたが、翼さんのピアノの録音レベルが少し低く、編集で何とか上げるようにはしました。音質的にはデジタル編集で昔のブルーノートのレコードのようなアナログサウンドを意識して処理してます。少し硬めのサウンドかな。編集時にコンプレッサ・リミッタ等はかなり控え目に使いましたので、カセット音源とは思えないダイナミックでリアルな音です。

さっ、それでは演奏内容のレヴューといきますか。
今晩はいつもより力(リキ)入れて書かなくちゃね。ボクのレヴューの不味さで売上に影響しちゃったって、発売元のアブソードミュージックジャパンから言われでもしたら大変だからな:E しかし、このような状況を考えると、新譜CDなどのレヴュー記事を書くことを生業としているJazzライターの方々の苦労というのがよく判りますね。

1 of 3123Next»

 


— posted by ティダ at 01:39 am   commentComment [2]      

田村 翼 --Memories of SUMMERTIME--

来る6月25日、念願だった田村翼さんのトリオレコード時代の全アルバム5作品、そして徳之島でのライブを収めたアルバム1作品、計6作品が一気に発売されます。

以下、6月25日にリリースされる田村翼さんのCD一覧です。
(★印がトリオレコード時代の作品)

  • ★バラード・フォー・ハンプ(BALLAD FOR HAMP)1977年/ ABCJ-482
  • ★ジャズ・プレスティッジ(JAZZ PRESTIGE)1979年/ ABCJ-483
  • ★ユー・アンド・ミー(YOU AND ME)1979年/ ABCJ-484
  • メモリーズ・オブ・サマータイム(MEMORIES OF SUMMERTIME)
    1980年/ ABCJ-485 初リリース!
  • ★スゥイート奄美(SWEET AMAMI)1980年/ ABCJ-486
  • ★ブルー・ウイング(BLUE WING)1981年/ ABCJ-487
発売元 : アブソードミュージックジャパンLink
販売元 : キングレコード
価格(税込み): ¥2,500

さて本題に入る前に、まずは皆様に今回の田村翼さんのCD発売に関することで、某Jazzライターへ疑問を投げ掛けた事が発端の顛末記事(6/5日~6/11日)でお騒がせいたしましたことをお詫び申し上げます。
また今日までの間、直接的或いは間接的に慰めや応援の声を掛けていただきました皆様方には熱く御礼申し上げますとともに、今後ともご指導ご鞭撻そしてお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

さーーてっ、気持ちを切り換えて楽しい楽しい話題に移ります!;v)
本日、6/25日に発売される翼さんのCDのうち、1980年8月6日の徳之島でのライブ盤“メモリーズ・オブ・サマータイム”のサンプル盤が届きました。

ABCJ-485

このアルバムの市販化についての経緯は当ブログで昨年1月から“メモリーズ・オブ・サマータイム/田村翼トリオ ライブ・アット・徳之島 '80”という私蔵CDアルバムを作ったLink ことから始まるのですが、 サンプル盤とはいえ、帯付でパッケージングされた何ら販売用商品として変わらないアルバムを実際この手にしてしげしげと眺めているうちに、念願の夢が実現した喜びで感無量となってしまい、思わず涙が溢れてきました。
とにかくもう嬉しくて嬉しくて、長年Jazzを聴いててよかったー! 万感の思いってのは本当にこんな時の気持ちを表すのだなーーっと、尽くづく思ってしまうのです。

実は今晩はこの“メモリーズ・オブ・サマータイム”のレヴューを書くつもりでいましたが、すみません、今、酔っ払ってます。先ほどまでボクの同級生であり、徳之島で唯一のライブハウス“Live hall MAC”Link で前祝がてら呑んで帰ってきたところです。

昨夜(6/14)、記事を公開するつもりでここまでは書いていたのですが、睡魔に襲われて寝てしまいました(--) また今日も仕事が入っていますので、演奏曲目のレヴューは今夜、別記事で書こうかなと考えています。

1 of 3123Next»

 

— posted by ティダ at 09:52 am       

ソニー・ロリンズ --SONNY ROLLINS PLAYS--

今晩のタイトルを決めてから、記事を書こうと思い、まずは紹介用のCDをAmazonで検索してみたら、先日の話題とはまた異なった意味で少々“アッと驚く為五郎”モードになっちゃいました。
この“SONNY ROLLINS PLAYS”、ロリンズの“サキソフォン・コロッサス”などの名盤が手変え品変えで事ある毎に再発されている状況の中で、まるで取り残されたかのように再発の回数も極端に少ないアルバムだというのがわかりました。

ロリンズファンならもう言わずもがなだとは思いますが、このアルバムはロリンズ単独のアルバムのようなジャケット作りですが、実際は全6曲の内、前半3曲がロリンズのセッション、後半3曲がサド・ジョーンズ(tp)セッションの演奏に分かれており、LPレコードではA面がロリンズ、B面がサド・ジョーンズとなっていました。ちなみにこのアルバムの企画はかの有名な評論家レナード・フェザーですね。

しかし大御所ロリンズの作品とはいえ、再発の機会が極端に少ないというのは、色々と理由はそれなりにあるからだとは思いますが、実際のところはどうなんでしょうか?
例えばこのアルバムがロリンズの傑作粒揃いの年といわれる'50年代後半のサキコロを筆頭とした作品群の中では目を見張るほどの演奏ではないなのか、それとも一枚丸ごとロリンズでないから中途半端なのか・・・。ボクは生憎とそういったことを検証するとか考察しようなどという超マニア&コレクター的な心は持ち得てはいないんだな。

ただ、ロリンズは昔からとにかくも大々好きで、今でもその気持ちは変わらないね。
余談になるけど、過去の記事でチョロチョロとそのことを書いたりしてはいましたが、その昔、ボクはこの徳之島でJazz喫茶を11年間ほど営んでいました。その時の店の屋号までもがズバリそのもので、名前を拝借して「Rollins」と付けていました8-)

item

Sonny Rollins PlaysLink

  • アーティスト: Sonny Rollins
  • メーカー・販売: Fresh Sounds Spain
  • アマゾン価格: ¥ 2,307
  • 売り上げランキング: 772,732位
  • リリース: 2004-11-16
  • ジャンル・カテゴリー: CD

まぁ、このアルバムについての世間の評価は様々でしょうが、同時期の他の作品と異なってロリンズの大らかさというかリラックスした演奏が聴けるこのアルバムはボクはかなり好きなんです。それに忘れてならないのがジャケ裏に名前だけクレジットされ、おまけにB面扱いになっているサド・ジョーンズの演奏も聞き逃せません。何しろ彼の名作“MAD THAD”録音セッションのですから、悪かろう筈がありません。

さてさて、いつものお薦めの一曲ですが、ロリンズさんだけでは、サド・ジョーンズさんが不憫ですから、それぞれの演奏から一曲づつといきましょうか。

まずは、ソニー・ロリンズセッションからは、3曲目のバラッド“悲愴のテーマ”です。クラシック楽曲、チャイコフスキーの悲愴交響曲のテーマです。
本作録音時のロリンズはまだ26歳。しかしながらクラシック楽曲をジャズにアレンジする才能といい、原曲メロディーを壊さぬようにしかも悲哀さに満ちた美しいトーンでジャズ・バラッドに仕立てたセンスといい、ほんとうに聴き惚れてしまいます。

そして、サド・ジョーンズセッションからは、4曲目(アルバムの)“Lust for Life”です。サド・ジョーンズのオリジナル曲ですね。カウント・ベイシー楽団育ちの彼ですが本作はリーダーとしてのセッションバンド。長いソロの機会は少ないであろうビッグ・バンドでの鬱憤をまるで晴らすかの如くの長いソロが見事です。若いだけあって荒っぽさは感じられるような気がしますが、輝くばかりのペット音とともに一気にテンションを上げ捲くっていくアドリブソロは聴き応えがありますね。

   

— posted by ティダ at 12:51 am       

ディー・ディー・ブリッジウォーター --Love and peace--

徳之島は梅雨真っ只中! 今日も一日中雨降りでジトジト、不快感度指数は↑上昇したまま、この時間になっても一向に下がる気配はありません(++!)
もっとも部屋の中はエアコンで除湿してますから、さほど気にはならないのですがね。

この季節、馴れてはいるものの、やはり、一年の中で一番うっとしい季節なんだな。
てなことで、ジトジトじめじめ感をフッ飛ばすには、カラっとさわやかS・ゲッツのボサノバとかS・ロリンズのカリプソナンバー、H・シルバーのファンキー・・・あたりのインストものにしようかな思いましたが、ここはやはりボクの大好きな歌モノを絡めたもので、熱っ気でカラっとさわやかに除湿してしまえ!ということで、ディー・ディー・ブリッジウォーターのアルバムを紹介することにしました。

で、すぐに思いついたのがこのアルバム“Love and peace”
このアルバム、全曲がファンキーおじさん ホレス・シルバーの楽曲で構成されているんですよね。ちなみにサブタイトルが“A tribute to Horace Silver”ってなっておりましてモロ判りやすいことこの上ありません。はい。:)

item

ラヴ&ピース/トリビュート・トゥ・ホレス・シルヴァーLink

  • アーティスト: ディー・ディー・ブリッジウォーター
  • メーカー・販売: ポリドール
  • アマゾン価格: ¥ 2,854
  • 売り上げランキング: 266,145位
  • リリース: 1995-06-25
  • ジャンル・カテゴリー: CD
  • レビュー評 価: [詳 細]
    2006-03-16 どろがめLink
    rating:5/5ホレスシルバーのオリジナルと聴き比べてみてはいかが?
    2005-04-15 おやじベーシストLink
    rating:4/5良いバラードをお探しなら!

Dee.Dee.は、あのボウズ頭ジャケのデヴューアルバム“Afro blue”から大のお好みでして、彼女のアルバムは全部ではありませんが結構な枚数を所有しています。
ビッグバンド“サド/メル楽団”で鍛えられたジャズヴォーカリゼイションからブラコンまでDee.Dee.の感性、唱法への魅力は未だに尽きるものがありませんね。
ボクより一年先輩の1950年生れですから、御歳58歳ですか! 2オクターブ余りの声域とホーンライクシャウト&スキャットを枯らさずに、ほんと長生きしてずっと唄い続けてもらいたいヴォーカリストですね。

1 of 212Next»

   

— posted by ティダ at 01:28 am       

アッと驚く為五郎

なんて言うフレーズのギャグは今時の若い世代にはピンとこないかな?
この“アッと驚く為五郎”というのは、高度成長期の昭和時代に一世を風靡した有名コミックバンド“クレイジーキャッツ”を率いていたハナ肇さん(故人)がTV番組でヒッピー姿で物事への驚きの様をギャグ化しちゃったバカ受けフレーズでしたね。今となっては死語ですか。しかしあの当時を知るボクらの世代には本当にナイス(これも死語^^;)なキャッチなフレーズだったな。

あっ、今晩はそのハナ肇さんの話題ではないんですよね。
何がボクに“アッと驚く為五郎”なんてフレーズを思い出させて言わしせしめたかを話題にしようと思ってなんです。
何に“アッと驚く為五郎”だったのかですが、それは高野雲さんというプロのJazzライターのブログ記事↓でした。

高野 雲の「快楽ジャズ通信」 5/28 今週のこれを聴くべし!Link

まあ、お読みなっていただければお判りかと思いますが、ボクは読み終わった後に思わず“アッと驚く為五郎”ギャグが頭に浮び、続いて訳もなくニンマリしちゃった次第なんです。

そうなんですね。・・・おっと、端折っちゃいけませんね。高野雲さんの件の記事ですが、読んでみますと、ボクがこのブログで大好きなアーティストの作品のレヴュー記事を書くにあったっての一つのスタイルとして、「お薦めの一曲」という形式を以前から取り入れているのですが、高野雲さんも上記の記事からボクと同様にブログの企画の一つとして始めたようなのです。お薦め一曲についての考えははボクの考えとは少し異なりますが大同小異的なレベルでしょうか。

変な誤解を招くといけませんので、あえて書いておきますが、高野雲さんがボクのスタイルをパクったとか真似をしたのでは?なんて事は爪の垢ほども思っていませんので。:)
そもそもボク自身が高野雲さんのブログは良く読ませて頂いておりまして、要点を得た簡潔明瞭な文章には読む度に、さすがプロ!と感心するとともに、あのような読者を惹き付ける文章がボクにも書けたらな~と思ってる次第なんです。
それにあちらはプロ、こちらはド素人ですから、当然、表現の差も雲泥の差だと思っていますので、雲の上の人に泥を被せるような行為を考えるなんて滅相もありません。

まあ件の企画については、人気プロライターである高野雲さんがボクのような素人の稚拙な文章のブログなんて見るはずもないでしょうから、全くの偶然だと思っています・・・が、これでは記事的に面白くない:E・・・オイオイ、何考えてるんだってか!・・・まっまっ、このあとはヨタ話しってことで。

実は争い事など嫌いな表面のよいボクの意に反して、Mっ気質と自虐的要素が入り混じった内なるボクがボヤき始めているんですよね。
「あら~っ、お株を取られちゃった」
「相手はプロだぜ、ど素人のオマエがいくら頑張ったって敵いっこなはずねえんだよ!」
「オマエ、どうすんだよ!こんなこと書いちゃってさ!」
「あぁ~、これでオレのブログの数少ない読み手も全部あっちへ流れちゃうな~」ってね。

まっ、あっちはあっち。ボクはボク。他人のやる事、気にしても始まんないしネ。
これまでどおり、自由気ままに書いていきますよ。

ってことで、はい、チャンチャン! お後がよろしいようで。今晩はこれにてお終い!

— posted by ティダ at 09:38 pm       

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
 
本日 :
昨日 :
合計 :
オンライン :

since 2006.3.26