[ カテゴリー » 私的Jazz雑話 ]

ボクのJazz回顧録(2)

しかし、その頃はまだJazzは??という程度だった。
色んな音楽に対して欲深かった。とにかく、乾いた砂が水をどんどん吸収していくがごとく、聴きまくった記憶はある。
そんな中で、少しづつ自分の好みというか、その当時の感性に合う音楽がわかってきた。

10代の青春時代の真っ只中、ボクも他の同級生や友人と同様にGS、フォークソングや邦楽も聴きはしたが、熱中するほどではなかった。その当時、興味を引いていた数少ないミュージシャンといえば、浅川マキとカルメン・マキぐらいだったろうか。

ロックはメジャーなビートルズ、ローリング・ストーンズももちろん聴いたが、ボクのアンテナはビートルズの優等生的なロックよりもブルージーなストーンズに向いていた。
そして、ストーンズをきっかけにアニマルズやデイブ・クラーク・ファイブ、ドアーズといったR&B色のあるバンドを好んで聴いていた。
今、思うに、あの頃はなぜかビートルズの持つスイーツな雰囲気が好きになれなかった・・・というよりも、自分の感覚にはオルガンやサックスが入ったR&Bのブルージーな曲がフィーリング的にピタっとはまり、あえてビートルズを聴こうとは思わなかったのだ。

あの頃、金も無いくせに近所のレコード屋さんに行っては、陳列棚のレコードジャケットを眺めて楽しんだり、店主のおじさんがご機嫌な時を見計らって、気になるレコードを試聴させてもらったことも度々あった。

確か高校生になった頃だと思う。いつものようにそのレコード屋に行った。
その時の記憶の断片としてボクの脳裏にはキーワード「朝日のあたる家」という曲名がある。
そうアニマルズの大ヒット曲だ。アニマルズの歌そのものは従兄のレコードで聴いていたので、わかっていたが、・・・なんだろう? 記憶が定かではないが、とにかく「朝日のあたる家」をJazzフルートでやっているレコードを探しに行ったのだけは憶えている。
こう書くと、ボクと同年代の昔からのJazzファンなら、あっ、それって「ハービー・マン」がやってるのかい?って察しがつくかと思う。

まさしくそのとおりで、多分、深夜のラジオ放送で流し聴きしてるときにボクのアンテナに引っ掛かったのだと思う。
クラシック用楽器だと思っていたフルートでの「朝日のあたる家」がやけにソウルフルで、しかもJazz=大人の音楽という認識程度しかなかったボクには、アニマルズのそれとは異なってとてもカッコよく思ったのだった。
しかし、その時はミュージシャンの名前まではチェックしていなかったのである。

そのレコード屋は邦楽は結構ジャンル分けしてたが洋楽のほうはただ一つのコーナーとして分けてあるだけだったと思う。Jazzなんてないだろうなと思いながらも、LP盤から探し始めてEP盤の陳列棚まできてから、なんと見つけたのだ。
それは4曲入りの17cmLP盤「アンチェイン・マイ・ハート/ハービー・マン」だった。アルバムタイトルはあのレイ・チャールズの名曲だが、「朝日のあたる家」も入っていたのだった。
店主のおじさんに頼んで、買うことを前提に試聴させてもらった。まさしくラジオで聴いた演奏だった。

LS148

ボクにとっては初めて買ったJazzレコードともいうべきこのレコード、どういうわけか後日Jazz喫茶を開業した頃には既に手元に無かった。紛失したことすら記憶がないのだ。
後日、高校を卒業して東京に行ってから、マジにJazzを聴くようになってからは、このレコードはハービー・マンのLP「グローリー・オブ・ラブ」からの4曲セレクトされたものだと、わかってはいた。
で、そんな懐かしさもあって、先月だったかヤフオクでウオッチしてみたら、あったあった。
レコードプレーヤが無いから聴けないにも関わらず、つい落札してしまった。
落札価格は200円、送料合わせても380円だ。

高校生当時、買ったJazzレコードで、もちろん今は手元にないのだが、探しているのがある。
ソノ・シートというペラペラのビニールシートみたいな17cmのレコードが数枚ブッキングされている冊子スタイルのアルバムがある。
コダマというメーカーの「サックス・ファンタジー」というものだ。4曲ほど入っていたと思うが、タイトルどおりどちらかというとJazzというよりはサックス・ムードミュージック的なもので、ジャケットカバーもたしか綺麗なオネいちゃんが横たわっているような感じのものだったと思う。

4曲の内、1曲だけ渡辺貞夫と稲垣次郎がリアルなJazzをやっているのがあった。「ラブ・フォー・セール」だ。この演奏には痺れた。ラジオで聴いていたJazzよりもインパクトがあった。Jazzの醍醐味を初めて知ったような気がした演奏だった。
このレコードはJazz喫茶時代も手元にあったのだが、廃業時に他のレコードと共に売却処分してしまった。

続く

                   

— posted by ティダ at 11:24 am       

ボクのJazz回顧録(1)

ボクがJazzを本格的に聴き始めたのは、島の徳之島高校卒業後の東京での学生・社会人時代だから35年にはなるだろうか。

音楽そのものに強い関心を抱き始めたのは、亀津小での鼓笛隊、亀津中のブラスバンド部で楽器(トランペット)をやっていたことに始まっていると思う。

現在55才、かれこれ40数年前の小学・中学時代の話である。
その頃、徳之島でも東京オリンピックに合わせるかのように、ようやくNHKのTV放送が見られるようになっていた。
TV番組の「夢で会いましょう」や「歌のグランドショー」で歌う様々な歌手よりもバックを務めるビッグバンドの演奏に目を奪われていた。
記憶が今となっては定かではないが、確か、宮間利之とニュー・ハードとか原信夫とシャープ&フラッツあたりが出演していたと思う。

その頃はまだビッグバンドが・・・歌伴以外にJazzしているなんては思いもしなくて、とにかくに管楽器の繰り出す音と吹くそのスタイルのカッコよさに痺れて憧れのようなものを感じていた。
現在でもビッグバンドは大好きだから、今に思えば、ボクのJazzへの興味のきっかけはビッグバンドだったかなと思っている。

多感な中学・高校時代は、既にオーディオ(自作)にものめり込んでいたこともあって、様々な音楽を聴きまくっていた。
音楽好きでエレキバンドをやっていた従兄の影響でベンチャーズや日本のGS(グループ・サウンズ)もよく聴いてはいたが、何かしら物足りなかった。

当時は音楽を探して夜になると勉強しながらでも毎晩のようにラジオを聴いていた。もちろん、今みたいにFMなんて音質のクリアな放送ではなかった。雑音混じりのAMである。
音楽に関しての一番のお気に入りの番組はチューニングしてて偶々見つけた沖縄の米軍キャンプから発信されている放送だった。FENかVOAだったと思う。ボクの記憶だと日替わりのように色々な洋楽がDJスタイルで流していたと思う。
中学レベルの英語ではDJの話している流暢な英語なんて全くわかりはしなかったが、かかる音楽にはとにかく心を奪われた。
様々な音楽がかかった。まさに「洋楽」全般そのものなのだ。

毎晩、聴き続けていくうちに、DJの喋る英語から、段々と音楽のジャンルや曲名、ミュージシャン名やバンド名が聞き取れるようになった。
ブルース、カントリー&ウェスタン、ゴスペル、R&B、ソウル、ロック、フォーク、デキシーランドジャズ、スイングジャズ、モダンジャズ・・・聴いてて何もかもが楽しかったし、衝撃を受けたりもした。
片や日本の番組・・・深夜番組のDJ糸居五郎さんの「オールナイトニッポン」や他の音楽がかかる番組なども聴いてはいたが、洋楽に関しての目新しい情報源はやはり沖縄米駐留軍の放送だった。

続く

   

— posted by ティダ at 09:40 pm       

ジャズオーディオ・ウエイク・アップ

ボクにしては珍しく単行本の紹介です。
山口 孝氏著「ジャズオーディオ・ウエイク・アップ」(誠文堂新光社)
先週末、鹿児島への出張の際、帰路が船だったこともあり、15時間もの船旅の時間潰しのお供として、市内の本屋で買ったのがこの本。

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ジャズオーディオ・ウエイク・アップLink

  • メーカー・販売: 誠文堂新光社
  • アマゾン価格: ¥ 2,730
  • 売り上げランキング: 463,231位
  • ジャンル・カテゴリー: 単行本
  • レビュー評 価: [詳 細]
    2006-08-03 垂水亭日乗Link
    rating:2/5凡百のオーディオ的ジャズ論
    2005-12-09 panyadaLink
    rating:5/5オーディオ、JAZZ両方の本質に肉薄
    2005-08-20 afuturaLink
    rating:3/5哲学に陶酔したければ

この本、実はタイトルと著者だけは知っていた。
2年前、東京から島に帰ってきた年、04年の確か9月だったと思うが、ボクが偶にJazzを聴きに行っていた千葉は稲毛のJazz spot CANDYで、この本の著者である山口孝氏を迎えての出版記念トーク&レコードコンサートがあることをCANDYオーナーの林さんよりメールをいただいていたのだが、残念ながら仕事の関係で参加できなかった。そのときの出版記念本がこれだったのである。

鹿児島港から夕方6時出港、船内レストランで早い夕食をとったあと、2等室で寝転び本を読み始める。
この「ジャズオーディオ・ウエイク・アップ」は02年にCSデジタル衛星放送ミュージック・バードで著者山口孝氏のトーク番組としてオンエアされた12回分を収めた内容だった。
ボクはこの放送は聞いていなかったので、予備知識など無しのまっさらな気持ちで読んでいけた。
内容はJazz演奏で使われる楽器毎のミュージシャンやアルバム、オーディオ的聴き所などの特集とJazz audioの達人とも言えるべき方々をゲストに招いてのJazz&Audioトークの内容だ。

船の夜間航海は夜9時になると2等室などの大部屋の客室は非常灯を残して消灯となる。
本とタバコを持って明るいロビーに移る。
客室内が禁煙ということもあるが、数時間ぶりのタバコが美味かった。
ソファーにドカッと腰を降ろし、再度、読み始める。
11時過ぎだろうか、読み終える。

著者や対談ゲストの方々のJazzに纏わる話しやオーディオ的見地から捉えた聴き方など、独特な表現のキーワードが随所に鏤められていて、楽しくもすごく読みごたえのある本だった。
CANDYオーナーの林さんとの対談も収録されていた。お二方の対談を読んでると、林さんの普段思っていることが活字を通しても垣間見れて、思わずニンマリとしてしまったのだ。

本の後半に出てくるレイオーディオの木下氏との対談内容がボクには一番ピンときたかな。
ボクもその昔、プロオーディオの世界でエンジニアとして多少の経験もあったことに加えて、当時の会社での仕事としては出来なかった自分の求める音づくりにのために、食事代を削ってでも一つでも多くのJazzライブを聴きにいったり、寝る間も惜しんでアンプからスピーカシステムまで設計・自作したりとしながら再生音の向上に没頭してた時期を思い出すのだった。

エンジニアの思考タイプは様々だと思う。
例えが極端で悪いかも知れないが「臭いのは元から絶たなきゃダメ」と考えるか「臭かったらフタをすればいい」と考えるか・・・何れもテクニカル思考なのだが、結果は同じように見えても全然違うと思う。
例えば、アンプ回路等で考えると、元設計の段階で徹底して考えられた回路のアンプと、設計の不味さを後でカバーしたような継接ぎだらけの回路のアンプとでは測定器での数値等では同じ結果が出ても、実際に出てくる音の優劣の差は歴然とした差となって現れる場合がよくある。

木下氏の唱える「芸術オーディオ」・・・すごく深みがあり、考えさせられるキーワードだと思う。
そして著者山口氏の「Jazz-audio wake up」もそうだ! ボクのジャズオーディオ思考は目が覚めているか?否か?・・・今もまだ「まどろみ」・・・かな。

   

— posted by ティダ at 12:25 pm       

稲毛のJazz spot CANDY

Jazz spot CANDYLink ・・・ボクが島に帰郷した2年前(04年)の年、春頃から夏までの間、偶に聴きに行ってたJazz喫茶である。
76年の開業以来、今年で既に開業30年! 押しも押されもせぬJazz喫茶の老舗である。
店は千葉市稲毛駅の西口改札口から徒歩で3分ほどの所にある。
現店舗はオーナーの長年のJazz再生への情熱とこだわりをもってオーディオ装置はもとより建築音響まで考慮して02年4月に新築したと聞く。

実はCANDYの屋号は昔から知ったはいた。
30年前の76年というと、ボクが24歳、ちょうど東京での会社勤めを辞めて故郷の徳之島に帰郷した年だ。
その帰郷する年には、暫くは本土にも出て来れないだろうという気持ちがあり、大好きなJazzのライブは聴けなくなるし、Jazz喫茶通いも出来なくなるとの思いから、島に帰る間際まで都内のライブハウスやJazz喫茶はもとより、首都圏、東北、関西方面の名だたるJazz喫茶も行っていたが、CANDYだけはボクの情報不足だったせいもあるかも知らないが、実際に訪れたことはなかった。

CANDYの屋号を知ったのは、2年遅れの78年(昭和53年)にボク自身も徳之島でJazz喫茶を開業してからだった。
30年前頃は離島の徳之島ではJazzの新しい情報などを得ようとすると、今のインターネット時代などと異なり、活字メディアが主であった。
昔からCANDYを知っていたというのは、その当時、店で購読していた幾つものJazz雑誌を通じてからである。(ボクの昔のJazz喫茶時代の話しは後日にでもまた^^;)

話しを2年前に戻そう。
2年前に東京からの二度目の故郷への帰郷の年・・・何やら昔と似たような状況だが、その時もそうだった。もう本土では生活することもなかろうと、失職した中での生活苦はありながらも、昔のようにやはり興味を引くライブやJazz喫茶に出かけたのだった。
そんな中、購読していたオーディオ月刊誌「MJ無線と実験」Link の記事で再びCANDYの存在を知ることになったのである。

2年前に初めて訪れたCANDYの音・・・、ボクはその音の素晴らしさに驚いた。AUDIO的に言えば再生音なのだが、ボクの耳にはそれは再生音には聴こえなかった。
そう、スピーカからの音はあたかもミュージシャンがそこで演奏しているかのように生々しく聴こえるのだ。圧倒的な大音量ではない。店内の空間を震わす音圧はピアニッシモからフォルテシモまで実際の生音の大きさのレベルに等しいと思った。
オーナーの求める音づくりの志向がLive音にあるのが垣間見れた。
一見客の割には図々しくもカウンターに陣取ったボクは、時間が経つのも忘れてCANDYの音に酔いしれたのだった。

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それからは、暇を見ては何度かCANDYに脚を運んだ。時にはレコードやCDを持ち込んで迷惑をかけたこともあった。
その当時からCANDYではLiveも始めていた。中々、仕事との折り合いがつかず、聴いてみたいLiveを見逃したが、一度だけはCANDYでのLiveを楽しむことができた。
ボクが聴いたLiveは忘れもしない5月5日の「Billy Bang(vlo)&羽野昌二(ds)&渋谷毅(p)トリオ」だった。 この日のLiveは2部構成で2部は松本健一(ts)立花秀輝(as)の新進気鋭のsaxプレーヤが加わってのフリーセッションで、乗りに乗ったLiveであった。

下の写真は当日のLive(オーナーの林さんよりメールで頂いたものです^^)

candy-live1

candy-live2

そういえば、この日のLiveでのエピソードをついでに一つ。
Liveの始まる時間前にCANDYに着いたボクは、音合わせなのか入口のドア越しに楽器の音が聴こえていたので、取り敢えず店の前で待っていたら、そこへ若者がやってきて、Liveはこれからですか?と聞く。
「これからだね。音合わせしてるみたいだから」とボクが答えているうちに音が止んだので、二人して中に入ることにした。

店内に入ると既に客席は半分以上が埋まっており、開演を待っていた。オーナーの林さんがあと数名のお客さんが来る予定になっているので、もう暫くお待ちくださいと言っていた。
ボクと一緒に入った若者はボクの隣に座った。演奏が始まるまでLiveのことやJazzのことを話した。
ボクがJazzヴォーカルは特に好きで日本の女性ヴォーカルでは与世山澄子さんや酒井俊さんなんかが大好きだよって言ったら、その若者、嬉しそうにボクに向いて「ありがとうございます。酒井俊は実はボクの母です」と言うではないか。
数日前にアメリカから実家に帰省してたらしく、母親の酒井俊さんから03年にCANDYでLiveしたときにCANDYがとても雰囲気のいいお店ということを聞いて、駆けつけたようだった。
ボクは大好きなヴォーカリストの息子というだけのことだが、年甲斐もなく少しミーハーな気分になって、その息子に母親である酒井俊さんの作品は昔のデビューアルバムから殆どを持っているよ・・・なんて話したら、その息子さん、母である酒井俊さんの若い頃の話しなんか、あんまり聞いたことがないということで、めちゃ喜んでいたね。

おっとと、話しが横道にそれてしまった。
CANDYのこと書きたかったのはボクの思い出話なんかではないんだな。
そうそう、オーナーの林さんのJazz&audioへの情熱とこだわりをボクの想像と私感で書こうとしてたんだ。 今、CANDYは益々もってLiveを増やしていっている。
多分にボクの勝手な解釈かも知れないが、LiveをそれもSR(拡声装置)など必要としない小空間の至近距離で聴けば聴くほどに、林さんの普段のJazz 喫茶としての営業でのAudio再生音への究極の達成感はLive感・・・つまり生音の如くの再生にどんどん向かっているのかと思われる。でも、心の中では生音の演奏に限りなく近づけれることはできても、録音再生芸術であることも理解してはいると・・・。

このことはJazzに限らず他の音楽でも、とにかく生音での演奏を聴く楽しみをAudio再生での楽しみ以上に持っているAudioマニアが突き進んでいく道程で必ず現れるジレンマの一つだと思われる。その逆の立場には同じAudioマニアでもLiveなど殆ど聴かないで自分の音づくりに励んでいるマニアもいる。

ボクが何を言いたいのというと、同じ音へのこだわり方にも、そのレコードやCDのミュージシャンの素晴らしい演奏に目が向いているのか、それとも演奏内容そのものよりAudio的に最高の音づくりのソースの再生だけに目が向くこだわり方なのかということだ。

CANDYオーナー林さんの店での音づくりは、まさに前者の演奏に目が向いている方で、ずーっと以前からそれを常に心掛けて実践しているやに聞いている。
大好きなミュージシャンの最高の演奏は最高のコンディションでもって聴き続けていたいと。
だからこそCANDYでのソース再生からはミュージシャンの熱いハートのある演奏が強く感じられるのだとボクは思っている。

商いという面で考えると、昔と変わらぬJazz喫茶としての形態に加えて、ライブスペースとしてはミニマムで毎週のようにライブを継続していくには厳しい状況かも知れない。
しかし、そうした素振りさえ見せずに、Jazz好きなボクたちに最高のパフォーマンスを提供し続けるCANDYオーナー林さんのJazzに対する熱意には、只々、頭が下がる思いがするとともに、その熱意の賜の恩恵に与れることのできるボクたちは本当に幸せだと思う。

この10月に入ってから、オーナー林さんが従来のCANDYのホームページとは別個にブログ「オーナーの日々思う事」Link を公開している。
林さんの絶妙な文章を読むにつれ、JAZZ SPOT CANDYの日々が手に取るようにわかるのだ。

             

— posted by ティダ at 09:26 pm       

テリー重田さんのブログ!

沖縄Jazz界の重鎮、テリー重田さんのブログ「テリー重田のJAZZYな日々・・・・・・・♪」Link が読んでてすごく楽しい!
ボクがもっとも楽しみにしているのは「昔話あれこれ」だ。
還暦をとっくに過ぎた今でも現役のテリー重田さんの4?年になる Jazz ミュージシャン人生がシリーズとして公開され続けている。
読んでいくと1960年頃からの沖縄 Jazz 界の歴史が垣間見れるようで、とにかく面白いのだ。

テリー重田さんは、昔、徳之島でも2回ライブで来島している。
昭和53、54年だったと思う。2回目はボクが当時、亀津で開業していた Jazz 喫茶「 Rollins 」の開店一周年のイベントライブとして来て頂いた。
20席に満たない小さな店で、客席はもちろん、それこそカウンターの中からトイレの入口前まで立錐の余地もないぐらいに客で一杯の中、テリーさんに熱の入った演奏をしてもらったのは今でも、鮮明に私の記憶の中に残っている。
ボクもテリーさんと同様に昔話をしようかな?写真もそこそこにあることだし・・・。

実は今、密かに昔の友人と徳之島でのテリーさんのライブの再実現を検討している。
その前に私自身が沖縄に遊びに行きたいというのもある・・・。
沖縄には、ぜひ聴きたいミュージシャンが何人も居るのだ。
テリーさんのサックスはもちろんのこと、徳之島に来ていただいたベースの西川勲さんやドラムの津嘉山善栄さん。そしてボクの最も大好きなヴォーカリストの与世山澄子さん、それとピアノの屋良文雄さんなどなど・・・、あーー、行きたい!

         

— posted by ティダ at 09:34 am       

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