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管球パワーアンプ“6384pp”製作構想(1)

尾てい骨を損傷してから、早20日、ケツの痛みもだいぶ和らいできました。
先週より仕事はしていますが、まだ長い時間座っての仕事はきついですね。歩くのは早歩きは駄目ですが普通には歩けるようになったかな。ただ、今日の昼頃に気がついたのだけど、なんだか左足のつま先だけが痺れている感じで、先ほどお風呂入った時にお湯の中で足をマッサージしたのだけども・・・痺れ感は残ったまま。尾てい骨損傷に関連しての症状なのだろうか? 少し様子見して、治りそうにもなかったら、病院で診察してもらうしかないかなと考えてる次第です(**!)

閑話休題
さて、表題の管球パワーアンプ“6384pp”の製作構想についての話題です。
昨年の春ですか、「ぼちぼち管球アンプの検討を」という記事Link の中で6384の管球パワーアンプの構想も少し書きましたが、あれから一年余り、やっと本腰を入れて考えられるようになってきましたf(--;

まっ、考えられるようになってきたと言っても、まだまだどんな回路で作るかは決まってないのですがね。ただ、記事として書き始めていくことで、構想が煮詰まってくるのではないかと・・・、いわば、この記事自体が備忘録みたいなものでしょうか:)

現段階で使用する予定のパーツとして手元にあるのは出力管の6384、電圧増幅/位相反転段用の球類、特注品の出力トランス、6年前ぐらいに板金屋さんに特注して作ってもらったシャーシー(この記事のアンプで使用しているシャーシーと同じLink )と外装パーツ類、あと手持ちのCR類ぐらいかな。
回路的には前記の記事のとおり、並列給電型SEPPもしくはマッキントッシュ型CSPP、またはQUADⅡ型回路の3種のいずれかにしようかとは考えています。
ただ昨年春の記事のとおり、大きな構想としてはソース再生機器(CD)のバランス出力からパワーアンプのバランス受けという具合に考えているものですから、パワーアンプの回路からいってもマッキン型CSPPの回路構成が秀でてるのではないかと・・・。問題はバランス入力をどう処理するのか・・・、初段を球で処理するとなると入力インピーダンスを600Ω~数kΩのローインピーダンスにするのは難しいし、となるとTrやFETのソリッド回路でするか、単純発想でいけば600Ωバランス受けの入力トランスでマッチングさせて位相反転まで処理しちゃうか・・・なんですよね。幸いに手持ちのトランス類でインプット用に使えるトランスがいくつかこれまたはあるんだな;v)

管球アンプでマルチを前提にすると、チャンデバは以前の記事で紹介した手持ちの業務用チャンデバBEHRINGER SUPER-X PRO CX3400Link を使う予定でいますので、それの出力のデジタル的ノイズをカットするという意味では入力トランスも有りかな?と・・・。まあこんな調子で、あれやこれやと検討してる最中です。

次回あたりでは特注した出力トランスの規格なども紹介しますね。
ちなみに、このトランスは上記に挙げた並列給電型SEPP、マッキントッシュ型CSPP、QUADⅡ型のいずれにも使えるようにスプリット巻きのタップを持たせた出力30Wのトランスです。:)

ケツが痛くなってきましたので、今晩はこのへんで。

     


— posted by ティダ at 10:54 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]    

AR-EL34A(改)を友人に納品

先週、金曜夜に改造(三結化)したaglaia AR-EL34Aを友人に納品しました。
AR-EL34A(改)で駆動するスピーカはQUAD 11Lというブックシェルフタイプのスピーカー。
友人のAUDIOシステムはこのQUAD 11LをDENONのPMA-S10IIILというプリメインアンプでバイアンプ駆動、ソースはCDでCDプレーヤDENON DCD-1650の組み合せとのこと。

AR-EL34A(改)を持って行った時点では既にPMA-S10IIILは外されており、残念ながら友人のこれまでの音を聴くことはできなかったが、友人が今回、真空管アンプを使ってみたいという気持ちに至ったのは、とりもなおさずこれまで真空管アンプの音を聴いたことが無い(でも実はその昔、ボクがJazz喫茶を営んでいた時の常連であった彼は、ボクの店でJBL D130+LE175DLHを駆動していたのは自作のUV211Aシングルアンプであったわけだから、既に真空管アンプの音は聴いていたんですがね;v))ということからくる興味と、AUDIO雑誌等の真空管アンプの特集を読むに連れ、どうやら真空管アンプには別次元のAUDIOの世界があり、それも楽しんでみたいという想いからのようでした。

今回のAR-EL34A(改)を実際に聴く前までの真空管アンプの音に対する友人の感想(想い)はいくつかありますが、
(1)石アンプに比べて出力は小さいが、実音は石アンプの倍以上の出力がある。
(2)周波数特性がナローレンジだから低音はあまり出ない。高域も伸びていない。
(3)音には温かさとか柔らさとか艶がありそう。
(4)音の信号が真空管の内部で電子となって飛ぶので音にスピード感がある。
ざっと挙げれば、こんな感じでしょうか。(++!)
まっ想像逞しくなるのもいいですが、ボクとしては音や好みの音楽の嗜好は人それぞれですから、石アンプの音を好む人もおれば真空管アンプの音を好む人も居るわけでして、ようはスピーカーも含めてその人の嗜好に一番マッチするのが最高のシステムだと思うんですよね。

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— posted by ティダ at 01:08 am       

aglaia AR-EL34Aの三結化

久々の更新。しかし月日が流れるは早い。あっという間に2月になっちゃったね。
今晩は近日中に友人に引き渡す予定の真空管アンプaglaia AR-EL34A(改)の話題です。

先日、このAR-EL34Aのインプレッション記事Link を公開したところ、キーワード検索で沢山の方々が拙ブログに来訪されていることがアクセスログでわかり、真空管アンプへの反響の多さにびっくりしている次第です。

さて今回の改造ですが、色々と検討した結果、最終的にAR-EL34Aの出力段EL34-BppをオリジナルのUL接続ppから三結ppへの変更だけに止めました。
中国メーカー製とはいえ新品アンプの改造ですので、下手をすると改善のつもりが改悪に成りかねない場合も有る訳ですし、それに一旦、手を付けてしまうとメーカー修理の保証も効かなくなるというリスク等も含めて慎重にならざるを得ませんねf(--;

今回のUL接続ppから三結ppへの変更は、真空管アンプの自作を趣味としている方でしたら簡単な改造の部類だと思いますが、真空管アンプ等の製作知識の無い方、およびキット等を組み立てた事は有る方でも実配線を見て改造箇所の確認・把握が出来ない方は、改造箇所が500V近い高圧の直流電圧が流れている回路の切断とか、改造後には必ず電圧のチェックやバイアス調整を速やかに行う必要があり、感電の危険や予期せぬトラブルが伴いますので絶対にしないでください。(もし本記事を元に改造をして何等かの不具合、例えばアンプが壊れた、真空管がダメになった等のトラブルが発生したとしても、ボクは一切責任を持てません。改造は自己責任でお願いします)

ar-el34a3
AR-EL34Aの中身。プリント基板を使用してシンプルに構成しています。
ar-el34a4
初段、位相反転段とB電源等の電解コンデンサ類が搭載されているプリント基板

AR-EL34Aのシャーシ分解は、鏡面仕上げのステンレス天板の六角ビス6本(前部と後部各々3本)と両側面の化粧アルミサッシ部のタップビス(左右4本づつ)を外せば、丸いトランスカバーごと天板が簡単に取り外せます。
中身は画像をご覧いただければわかりますが、底板シャーシからスタッドを介して初段、位相反転段のプリント基板、そして出力段のプリント基板が取り付けられており、電源トランス及び出力トランスはサブシャーシ上に搭載されています。

各プリント基板の画像をご覧になればわかりますが、基板にはMC-10Lという品番が印刷されており、aglaia AR-EL34AはYAQIN MC-10Lと全く同じ中身であることが判りますね。

電源トランス及び出力トランスともにコアサイズも大きく、外装に付いている130Φの丸いトランスカバーが単なる見てくれの大きさでないのがよくわかります。電源トランスは日本向けの販売を考えているのでしょう。ちゃんと一次側が100Vになっているようです。

CR類、真空管のソケット、入力セレクター、ボリューム等の内部パーツ類も品質はいいですね。

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— posted by ティダ at 12:58 am   commentComment [5]      

真空管アンプ aglaia AR-EL34A

本年のAUDIO初話題です。
昨年10月末に友人から予算5万円での真空管アンプの製作依頼があるとの記事を書きましたが、その時点ではの6BQ5並列型SEPPアンプを考えており、電源トランスまでは購入済みでした。
そして他の出力トランスや真空管、パーツ類はこの正月までに購入し、今月には製作に入る予定でしたが、ボクの仕事の都合上、どうしても製作に回す時間が取れないこともあり、友人にその旨を伝え、急遽、市販アンプを購入することにしました。
その市販アンプですが、購入にあたっては試聴の結果により友人の求める音質感に達しない場合に、ボクなりに改造を行うことも前提として検討いたしました。

で、トータルに検討した結果、購入したのがタイトルのアンプです。いわゆる日本製では考えられないぐらいのハイコストパフォーマンスで真空管アンプ市場を賑わしている中国製真空管アンプの一つです。

ar-el34b1

ar-el34b2

中国製のこのaglaia AR-EL34Aの購入にあたっては、当然の如く幾つもの候補から選択したのですが、選択条件としては使用されている真空管、これはまずメンテ対策として普遍性のある球であること、ボク自身がその球の音質感を知っていること(球も当然の如く中国製なのですが、気に食わなければ日米欧の球も使用が可能になる)。
そして設計回路形式、これは中国製に関しては独自の設計回路は凡そ無いと判断しているが、回路形式が判ることによって、その回路の持つ特性や音質感がある程度予想ができるし、また改造が必要な場合にも大切である。
次に真空管パワーアンプではやはり音質の決め手となる出力トランス類がどの程度の物が使われているのか?ですが、こればかりはカタログ写真等では判断がつかないので、質量判断としてアンプの重量で見た。
次にパーツ類のグレード。これも外装パーツ類は写真で凡そは判るが、内部の回路用パーツは判らないので、要改造時には必要とあらば変更可能なので、特に問題としなかった。
最後にシャーシの意匠デザイン&造り。これは中国製に関しては様々だが、ボクの判断基準としてはアンプの入力から出力までの回路を考えた場合に無理の無いいわゆる自然な流れの部品配置になっているかを重要視した。そして当然ながら見栄えと仕上がり具合。

で、色々と検討した結果、このaglaia AR-EL34Aを購入した訳です。
ちなみにこのaglaia AR-EL34Aは調べた範囲では使用真空管、性能から意匠デザインまで中国製「雅琴社」のYAQIN MC-10Lと全く一緒。違いはシャーシ天板がステンレスと金メッキの違いと丸いトランカバーの色の違い、社名ロゴの違いだけですね。恐らく出所の製造工場は一緒だと考えられます。

スペックは以下のとおりです。
■使用真空管: EL34B×4・6N1×4
■最大出力:52W+52W
■SN比:85dB
■全高調波歪:0.1%以下(1kHz)
■周波数特性:20Hz-60kHz(±1.5dB)
■入力端子:4系統
■出力インピーダンス:4/8Ω
■消費電力:W≦250
■電源電圧:100V 50/60Hz±10%
■サイズ横465mm×奥行315mm×高175mm
■重量:約18.4kg
■ACコード標準装備
歪特性(販社実測値)
1W時歪0.13%  10W時歪 0.33%  57W時歪5%
周波数特性(販社実測値) 1W時の周波数特性
20Hz 0.0dB  20kHz 0.0dB  50kHz -0.5dB
定価:198,000円(税込)

ちなみに購入はヤフオクです。落札価格は送料、振込手数料込みで42,500円でした。
モノはこの正月の3日に届きました。そして現在、エージングを兼ねて試聴中です。

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— posted by ティダ at 02:18 am   commentComment [7]      

友人からの真空管アンプ製作依頼

先週の久しぶりの更新記事中で「今日まで書こうかな」と思っていたことの中から、久しぶりに真空管アンプの話題でも。
Jazz好きな友人M氏、真空管アンプに興味を持っているらしく、何度かの飲み方での話題の結果、ボクに真空管アンプの製作を依頼してきた。予算は5万、今度の正月内に引き渡す予定となった。
M氏の希望をまとめると、出力10W程度、INPUT×2、音質的には太目かつクリアーな低音と艶のある中・高音でピアノトリオやスモールコンボ、ヴォーカルCDを聴きたいとの事。
出力10W程度を考えたのは、M氏のメインスピーカが・・・・えっと何だったけ? 能率86dBのいわゆるミニスピーカーなため、2、3W程度の小出力アンプでは少々無理があるかな?と思った次第。音質的なものは、やはり真空管アンプならではというサウンドでJazzを聴いてみたい!という未知の聴感に対する誘惑が大きいと思われるのだ。

ボクは作るのが趣味だから、別に依頼されたアンプから製作手間を儲けようなんてことは思ってもいないのだが、それにしても正直、予算5万はかなり厳しい条件。内訳で考えるとトランス類に3万、シャーシ&実装パーツで1万、残りの1万で真空管や回路パーツ類というところだろうか。
音質はともかくとして、アンプの意匠・見栄えということも含めると、現時点でのボクの構想では予算的には6万をオーバーしているので、予算配分は、さらに検討する必要があるかなと思っている。

出力菅はローコストながらも音質も回路次第で調理しやすく、プッシュプルで10Wは得られる6BQ5で考えている。また今後のメンテ対策としても入手しやすい真空管であることは望ましいからね。
回路的にはアルテック型か、少し欲張って並列型SEPPをと思っている。
並列型SEPPは過去に自作したこともないので、ぜひ作ってみたいのだが、出力トランスに更に予算を回さないとならないが、初段やドライバ菅、他のパーツ類を手持ちのを流用すれば、予算的に何とか可能性はあるかな・・・。
一昨日、予算の5万はパーツ購入に既に貰ったので電源トランスとチョークは発注した。

回路が決定次第、このブログでも製作過程をときどき紹介していくつもりです。
お楽しみに!

     


— posted by ティダ at 11:00 pm   commentComment [2]      

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