アビー・リンカーン -- THAT’S HIM! --

秋の夜長にヴォーカルアルバムの一枚でも・・・ということで、今晩はボクの大好きなアビー・リンカーンのアルバムをまずは古いのからこの一枚!

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ザッツ・ヒム+2Link

  • アーティスト: アビー・リンカーン
  • メーカー・販売: ビクターエンタテインメント
  • アマゾン価格: ¥ 2,520
  • 売り上げランキング: 167,067位
  • リリース: 1999-09-22
  • ジャンル・カテゴリー: CD

この1957年録音のアルバム「THAT'S HIM!」、アビーのヴォーカルをサポートするバックがソニー・ロリンズ(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、マックス・ローチ(ds)と、とにかく豪華で当時、乗りに乗っているメンバーで構成されている。

敬愛するビリー・ホリディの歌をエモーショナルに歌い上げているアビーの声もさすがに若くてハリがある・・・当たり前か!50年前だもんな。
アビーの情熱的でありながらも語りかけるような、時にはささやくような歌い方は、すでにこの20代半ば頃から形成されつつあるとうのも驚きだが・・・、ついつい心から聴き入ってしまいますね。
彼女のアルバムはほとんど持っていますが、近年のアルバムはこれまた年輪の刻まれた渋さのある語り歌で大好きなんだな。

ボクはロリンズのバラッド、とくにストレートでメロディアスなバラッドはサクソニストの中では絶品ものだと思っている。
このアルバムでは若き歌姫アビーの歌伴ながらも、それこそ太く逞しい腕でアビーを優しく包み込むようなテナーがとても素晴らしいのだ。
アルバム冒頭のロリンズの太いテナーで始まる「STRONG MAN」なんて曲は、まるでアビーがロリンズのことを歌っているのでは?なんて思ったりするのはボクだけだろうか?

他の共演者も名演だね。ケニー・ドーハムのしっとりとしたペットの音といい、ウィントン・ケリーの転がるような美音のピアノ、ポール・チェンバースの堅実ながらもメリハリのきいたベース、マックス・ローチのブラシワークと聴きどころが一杯!
一流どころがバッキングすれば、かくありきという最高のヴォーカル作品に仕上がっており、若い頃のアビーの傑作アルバムというのも頷けるな。

それにしても、ジャケットの写真を見て思うが、後に映画俳優にもなったいうアビー、確かに愛くるしい美人だね。共演しているマックス・ローチと結婚したのは、確かこのアルバムの後だったかな。

     

— posted by ティダ at 05:32 pm       

ソニー・クリス -- GO MAN!--

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ゴー・マンLink

  • アーティスト: ソニー・クリス
  • メーカー・販売: EMIミュージック・ジャパン
  • アマゾン価格: ¥ 1,835
  • 売り上げランキング: 267,956位
  • リリース: 1995-06-28
  • ジャンル・カテゴリー: CD
  • レビュー評 価: [詳 細]
    2005-09-19 himelove1025Link
    rating:5/5ジャケ、内容ともに最高!
    2003-05-22 さばLink
    rating:5/5ゴーマン女のノーパン姿に思わず大コーフン!

このアルバムも時に無性に聴きたくなるうちの一枚だ!
LP時代は「インペリアル」というレーベルがマイナーということもあり、オリジナル盤はもちろん国内盤にしても発売数量が少なかったのか、いわゆる「幻の名盤」の一枚としてモテはやされていた。
このアルバムをボクが入手したのは、Jazz喫茶をやってた当時、鹿児島「パノニカ」のオーナー中山さんから譲ってもらったうちの一枚としての記憶がある。相当、回していたようで、ジャケットなどはボロボロの状態だったな。
今ではCDでも継続して発売されているところをみると、クリスファンは結構多いとみえる。

クリスのアルトは軽くてチャルメラのような甲高い音で吹きっぱなしでとか、チャーリー・パーカーもどきでとか、ソニー・クラークが参加してるから価値があるんだよとか、このアルバムに関してのそんな風評は昔のLP時代から見聞きしてはいるが、実際のところどうなんだろうか?
まっ、別に他人の評価を聞いたからってボクの好みが変わるわけではない。ボクにとってはクリスも好きなミュージシャンの一人なのだ。

さてさて、この「GO MAN!」、クリスの代表作であるところは、誰しも異存はないだろう!・・と思う。
若きソニー・クラークが参加してるから名盤になった?・・・確かにソニー・クラークはこのアルバムでも凄くいい演奏はしてはいる。が、ボクは「ソニー・クラークも」と思っている。
ここまで書いてて、同じようなことを思ったアルバムがある。
確かアート・ペッパーの昔の音源として発掘されたライブのアルバムでもソニー・クラークが参加してるのがあった。同様にソニー・クラークが参加してのセッションだから・・・云々・・・という感じの評だったかな?
あっ、誤解を招くといけないから言うけど、ボクはソニー・クラークも好きなんだよね。

何が言いたいかって?
某菓子メーカーのキャラメルじゃないけど「一粒で二度美味しい」ってこと。
つまり、ミュージシャン同士が自分の持ち味をしかっりと出し合って、互いの演奏を際立たせているからこそ、最高に味わいのあるアルバムに仕上がっているんじゃないの?ってことかな。
ソニー・クラークの暗めのブルージーなピアノに対して、ちょっとミスマッチング的な感がするクリスの演奏だけど、しゃかりきに吹き切っているだけじゃなくて、すごくソウルフルかつ哀愁というか泣きフレーズが入ってて、案外とクラークのピアノの音色にマッチングして、お互いに浮かび上がらせていると思うけどね。
それに、クリスがチャーリー・パーカー直系のアルト吹きであることは確かだけど、このアルバムのクリスは、決してパーカークローンではないと思うけど・・・違うかな?

まっ、ソニー・クリス聴いたことない人は1曲目の「サマー・タイム」から聴いてみてよ。エエよ!

 

— posted by ティダ at 09:17 pm       

6AC5GT Parallel single Amp

カテゴリーを作っているのに記事が一つもないなんて・・・、一応、気にはしてるんだよね。
2年前に島に帰ってきてからというものの、先輩の真空管式ギターアンプ(Fender Twin Reverb)を修理して以来、ハンダゴテを握っていない。

もっとも握るにしても、自身のメインシステム用にと考えている自作ラインアンプ&パワーアンプの構想がまだイメージ的にはあるのだが、回路図さえ出来上がっていない状態だから握りようがないのだ。
今、考えているシステムは、まだ公開はできないがCDの音を如何にアナログ的な肉厚感があり、かつ艶のある有機質な音質を狙っている。

さて、今日、紹介するのは約3年前に自作した6AC5GTパラシングルアンプだ。
このパワーアンプは大好きなJazzヴォーカルをメインに聴くことを前提に作ったのだが、2年前、帰郷するため・・というか金欠病のため他のオーディオシステムやパーツ類とともにヤフオクで売却してしまい、現在は手元には無い。
落札価格は制作にかかった手間賃はでるほどでもなかったが、パーツ代はカバーできていたかな。
以後、オークションをウォッチしてる限りでは、その落札者さんが売りで出品している様子は見受けられないので、お気に入りのアンプとして使ってくれているのかな?と思っている。

6AC5SP1
6AC5GT Parallel single Amp
6AC5SP2
シャーシ内部。配線は上手くないネ(^^;)

このパワーアンプを作るきっかけとなったのは、30年前の75年に誠文堂新光社から発刊された故浅野勇氏著「魅惑の真空管アンプ上巻」を購入し、6AC5の制作記事を読んでいたことまで遡る。
ちなみに真空管自作アンプを趣味とする人にとって、バイブルといえる「魅惑の真空管アンプ上巻」は、現在も誠文堂新光社より復刻版Link として発売されている。

ボクの作ったアンプは写真でもご覧のとおりモノラル構成のペアだ。
6AC5という球、ポジティブグリッドのダイナミックカップルド3極管という実にユニークな球で、それこそ故浅野勇氏の記事を読むにつれ、一度は作りたい球の一つだった。
記事を読んでは膨らませていたイメージのアンプは、女性ヴォーカルやピアノトリオを楽しめるアンプだった。
故浅野勇氏の回路をデッドコピーして試作した。もちろん回路は真似ができても手持ちのパーツを使う関係でトランスやコンデンサ、抵抗類は当時のものとは異なるので、これが6AC5の音!と断定することは出来なかったが、他のメジャーな出力管との音質感で比較した場合に、唯一、差を感じたのが透明度と明快さだった。それは高域のほうでとくに感じた。

ポジティブグリッド管の個性とでもいうのだろうか、故浅野勇氏も記事中で述べておられたが、まさに昔のバイポーラトランジスタにも似た真空管らしからぬ高透明度さと明快で低歪感のトーンキャラクタは確認できたのだった。
この高域のトーンキャラクタはボクの好きな音だった。
ただ、不満な要素もあった。低域が薄いのだ。全体的に聴いていると周波数特性が高域側にスライドしてるように聴こえる。小さなスピーカでは、それこそ薄っぺらいラジオ的な音質に聴こえた。

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— posted by ティダ at 11:50 pm       

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