津村和彦 -- Ole --

超久しぶりに新譜のレヴューでも。
今夜、紹介するのは昨年11月の久万正子(vo)の奄美3島ライブツアー時にメンバーとして一緒に来島した津村和彦(g)の二作目のリーダーアルバム“Ole”(4月22日発売)です。

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  • アーティスト: 津村和彦
  • メーカー・販売: Five Stars Records
  • アマゾン価格: ¥ 2,625
  • 売り上げランキング: 318,699位
  • リリース: 2009-04-22
  • ジャンル・カテゴリー: CD

アルバムタイトルの”Ole”(オレ!)は言わずもがな彼のJ・コルトレーンの名作。本作ではタイトル曲として5曲目に入っている。
ちなみに本作での津村は全曲ともアコースティック・ギターで演奏している。
ボクは5日前に購入したばかりなのだが、ここんとこ毎晩のように聴いている。このアルバム、一言で言わせてもらうならば、スゴい!に尽きる。
何がスゴい!かと問われると、プロの評論家のような「ウ~ム、なるほど!」と言わせしめるような言葉はパッと出ないのだが、一人のジャズファン、それも国内ジャズ大好きファンとして、これまでに聴いてきたアコースティック・ギターの数々のCDやライブを思い出してみても、アコースティック・ギターという楽器の持つ音色や響きを活かした表現による作品は幾多とあるが、本作での津村和彦のようなパワフルでアグレッシブかつスリリングな演奏パフォーマンスには出合った記憶が薄いのだ。
あっ、出合った記憶が薄いというのは語弊があるかも知れませんね。あくまでも一ジャズファンとしてのボクの記憶に残る範疇内のことです。プロ評論家やその道のコレクターの聴いてる度合いからすれば、ボクの経験なんて、たかが知れてますから。

ただ、ボクなりにこの作品のスゴさ!ということについて、もう一つだけ確信的に言えるのは、実はアコースティック・ギターでの演奏云々よりも、聴く側のつまりリスナーの聴く姿勢とでもいうのかな、これまでのジャズギター・アルバムでもよく見受けられる、例えばピアノレスのジャズギター・トリオ、あるいはソロによるバラッド集とかのような心地よさや癒され感が前面に出たアルバムというのはややもすると酒を呑みながらとか本を読みながらとかの、いわゆる「ながら聴き」の姿勢になってしまうことがあると思う。
ところが本作品はそれを許してくれない。聴く者の生半可な姿勢は通用しないのだ。マジに聴く姿勢がないと、このアルバムの素晴らしさはわからないのでは?と思う。

あっ、また変に誤解されるとイヤだな。心地よさや癒され感たっぷりのギター・アルバム作品が聴くに及ばないと言っているのではない。それはそれで素晴らしい作品だと思う。かくいうボクにしても、その類の作品はいくつも持っているし、津村和彦の本作品にもアコースティック・ギターならではの綺麗な音色のリリカルな演奏曲も入っている。
ようはそのアルバムがリスナーへ向けるメインのメッセージはなんなのか、それを真に心で身体で感じるためには、アルバムに応じた姿勢も時には必要なのでは?ということを言いたかったのです。
そうした意味合いで本作品を考えると、本アルバムタイトルの“Ole”は津村和彦の言わずもがななメッセージと捉えられるのではないかなと思う。

なんだか、ボクにしては少々堅苦しい表現になってしまいましたf(--;
いつもながらの作品内容の紹介がまたまた簡素になってしまいますが、メンバーは津村和彦(g)、ビル・メイス(p)、マティアス・スベンソン(b)、ジョー・ラ・バーベラ(ds)、太田恵資(vln)。レコーディングにあたってのメンバーの人選と選曲は津村和彦の希望が強く反映されていると聞く。メンバープロフィールとトラックリストは上のジャケットをクリックして参照されてください(Amazonショップ利用の手抜きだf(--;

スベンソンの骨太なベース、多彩なスティックさばきのバーベラのサポート、独特なタイムキープ感とスイング感のあるメイスのピアノに津村和彦のベテランならではの卓越したテクニックに裏付された柔剛自在の歌心ある素晴らしいギターによる演奏が全曲で聴ける。さらに全11曲のうち、3曲で客演している太田恵資の悩ましいほどのエモーショナルなバイオリンがこれまた本アルバムの価値観をより高めている。
また本アルバムはリーダーとしての津村のギター演奏だけに趣を凝らした変に偏った構成・アレンジでなく、メンバー全体のインタープレイのなかでのフィーチャーリングという形式を用いたバンドとしてのトータルなパフォーマンスの高さが作品としての高質さと完成度をより一層高めている。

ぜひ買うべし! きっと、津村和彦の熱く燃ゆる演奏、そして優しき歌心の演奏に何時の間にかマジ聴きしてる自分に気づくでしょう;v)

 

— posted by ティダ at 02:06 am   commentComment [3]  pingTrackBack [0]    

この記事に対するコメント・トラックバック [3件]

Up1. 喜び組 — 2009/07/20@06:02:38

こんにちは。尾てい骨 骨折 されたみたいで、大丈夫ですか?今、徳之島入りしてます。おととい、マックのマスターに聞きました。明後日は、帰りますが・・・・。体調に気を付けて、頑張って下さいね。

Owner Comment ティダ  2009/07/20@07:36:31

お久しぶりで~す。
徳之島に来られているんですか!
家族旅行?それとも喜び組ご一同さんでかな?:o
明後日に帰るってことは、今晩あたりもマックですかね。
遅くなるかも知れませんが、顔出すようにしま~す;v)

3. 喜び組 — 2009/07/20@15:59:25

こんにちわ(´∀`)マックには、土曜日 さっそく、顔をだしてきましたよ旦那抜きです

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