電圧チェックが済んだら、いよいよ三結化の作業です。まずはEL34のプレートとSG(スクリーン・グリッド)の結線ですが、試しに3cmほどのジャンパ線を準備して片ch分だけラグ端子上でプレートとSGを仮付けでショーティングして真空管を差込み電源ON。
電源ONする前から予想はしていたのですが、ラグ端子からEL34のプレートとSGまでの線長が6、7cmもあるからでしょうか、EL34が温まると同時にビャーッとすごい発振音が出てしまいました。EL34のソケット端子のところで最短でショートさせれば発振はしなかったかも知れませんが、ここはやはりEL34等の多極管を三結化する常套手段としてSGに発振防止用の抵抗をかますしかありません。
ところがCR類の部品箱を見ると発振防止用に使う100Ω~250Ω/2w程度の抵抗が各々1、2ヶしかない!4ヶ必要なんだけどね
4ヶ以上あるのが56Ωと1.2kΩだけ。考えてみれば島に帰ってきて以来、アンプ製作はしておらずパーツストックは補充していなかったんだな。東京に居た頃は必要とあらばすぐにでも秋葉原に買いに行けたのだが・・・。
ネットで取り寄せしても時間が掛かるし・・・、気を取り直し、1.2kΩよりは56Ωのほうがいいだろうと思い、取り合えず56Ωを仮付けして試してみる。オッ!発振が止んだ。
ここでちょいっと三結時のSG発振防止用の抵抗値次第では音に影響があるのかないのかという疑問が湧く。これまで発振防止用抵抗値としては深く考えもせずに100Ωとか150Ωあたりの抵抗をかましていたのだが・・・。Lchを56Ω、Rchを1.2kΩで仮付けして、K(カソード)のバイアス電圧を0.35Vに調整して音出しをしてみることにした。ソースはCDのモノラル盤。微妙な差だが1.2kΩのRchが心なしか中高域の音質が耳障りに感じる。ソースがモノラル盤とはいえCD出力に差があるのかと思い、LR入力を入れ替えてみる。
う~ん、やはりRchの中高域は耳障りだ。あと考えられるのが接続しているメインスピーカSANSUI SP-G200(改)の中高音ドライバの個体差も考えられるな?ということでスピーカ出力LRを入れ替えてみるが、やはりアンプのRch出力の中高域が耳障りさを感じる。
東京時代に所有していた測定器類でデジタルテスター&アナログテスター以外の低周波発信器、歪率計、オシロスコープ等は島に帰ってくる時点で売り飛ばしてしまっているから、目視での確認が出来ないのが歯がゆい。
まっ、今回は自分の耳を信じるとして
、SG発振防止用の抵抗は56Ωを付けることにして、三結時の発振防止用の抵抗値の違いによる音への影響は、後日への宿題としよう。
56Ωの発振防止用抵抗を各ラグ端子に正規にハンダ付けを終えて全真空管を再度差し込み電源ON、動作が安定した頃にバイアス・テスト電圧を0.35Vに調整。各EL34のコントロール・グリッドへのバイアス電圧もチェックする。4本ともに-37V~-39Vの範囲に入っている。ちなみにプレート及びSGへの供給電圧は445Vだ。EL34 一本あたりの電流は35mA、プレート+SG損失は16W。オリジナルのUL接続と同様にEL34の最大プレート損失25Wの規格内に入っている。
これで今回の三結化改造は終わり。ファーストインプレッションの時に指を切ってしまったステンレス天板の切り口のバリをヤスリでナメして取付る。





















1. boys — 2009/02/04@15:02:12
時間作って、セルマーもかわいがって吹いてよー!