で、某評論家さんが問うている3曲(1~3)についてですが、ピアニストはクレジットされているミルチョ・レヴィエフではなく某評論家さんのいうデューク・ジョーダンかも知れません。「かも」というのは誤解を招くといけませんので予め言っておきますが、ボクはデューク・ジョーダンの大半の作品を聴き込んでいないので絶対的な確信は持ち得ていないからという意味合いです。
その「かも」な部分ですが、ピアノのタッチ感やフレーズの構成と音のニュアンスでいけばボクが聴いて知り得ているところのジョーダンっぽい感じは受けるんですよね。レヴィエフであれば、当時のペッパーのレギュラーバンドのピアニストでありますから、他の作品でも聴けるレヴィエフの独特の高音部でのキータッチ感やペッパーに同調するかのようなググッと昇りあがるようなフレーズが出てこないという点からでしょうか。
あと演奏会場の件ですか。音源の雰囲気で言えばですね、アメリカのジャズクラブの雰囲気ではないですよね。空間ノイズとでも言えばいいのかな、拍手や掛け声の空間音等を聴く限りではアメリカ的ではありませんし、それにジャズクラブ的ではなく少し広めのホールっぽい感がするんですね。これは妙中氏もパリ・ライブ1980の発売に合わせてパリでのコンサートであったと訂正しているのですが、パリが正解なのかコペンハーゲンが正解なのかはわかりませんが・・・、ボクとしてはどうでもいいことなんです。例えピアニストがデューク・ジョーダンであったにせよ、ですね。
なんでかというと、ボクにとってはペッパーの演奏が第一に有りきですから(爆)
さてさて、肝心の演奏内容です。まぁペッパーの作品に駄作は無しって思ってるボクですが、とびっきり良い作品でもありません。1曲目はペッパーらしいスリリングさが味わえる演奏ですね。
2曲目のバラッド“Over The Rainbow”はまあ聴かせてくれる曲ですがエンディングあたりではフラジオからどう展開するんだという期待を肩透かしを食らうような少し消化不足のような感じがします。3曲目のキャラバンはいいところでフェードアウトだし・・・。
4~6曲目がタイトルでいう“&MORE”の演奏になるかと思います。ライナーによると1981年イタリアでのライブ音源ですね。これはブートレグ盤等によく見受けられるような客席でのカセット録音源でしょうか。演奏内容はペッパー独特のライブ時の熱のこもったアドリブ演奏とまではいかずに、そうですね・・・録音の音質のせいかも知れませんが、マッピのリードが良くなかったのか、それとも体調でしょうか、演奏の所々で当たり前のキーのトーンが出なかったりで、乗りそうで乗れない・・・そんなもどかしさを感じ受ける演奏でしょうか。
あちゃ~、今晩は2作品を紹介する予定でしたが・・・、もう一作品は・・・今晩は無理です
しそうです。
今晩紹介する予定のもう一作品はブートレグ盤でした。これがはっきり言ってメチャ最高にいいんですよね。演奏も音質も。ブートレグ盤にしておくには勿体無いぐらいです。ひょっとしたら既発売の作品からパクった真正海賊版ではないかと思って、一応、ディスコグラフィーなどで調べてはみたのですが・・・わからないんですよね。ちなみにアメリカのジャズクラブでのライブ盤です。
ということで、次回に乞うご期待を!





















ペッパーは、一枚もCD持ってません。
が、ペッパーの音色はよ~~くよく記憶に残っています。
記録に残るよりも、記憶に残る・・・・・と(笑)
なにしろ、マイルスばかり集めていました。
読んでいて、私もCD欲しくなりました。